WfMCとは、ワークフロー管理システムについての非営利の国際標準化団体の一つ。Workflow Management Coalitionの略称。
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概要
WfMCは、OMGやOASISと共に国際連携をとりながら、ワークフローに関連する標準化について取り組んでいる非営利の国際標準化団体である。主に、「言語の標準化」、「ワークフロー関連製品の用語の標準化」、「相互接続インタフェースの標準化」などを行っている。WfMCが標準化を進めることで下のようなメリットが生まれ、結果的にワークフロー関連市場の活性化へつながる。
- 非営利国際団体ゆえに、推奨規格が国際標準になりやすい
- 製品利用コストが抑えられる
BPMに関連する標準化の中で、WfMCの最大の功績はXPDL(XML Process Definition Language)のリリースである。XPDLは、BPM関連製品の各データファイルを相互変換すべく策定されたプロセス定義言語(Process Definition Language)規格の一つで、グラフィックオブジェクトをすべてXMLフォーマット(すなわちテキスト情報)で保存する事が出来る。2005年10月には、BPMNにおけるグラフィックオブジェクトを表せるようにBPMNとXPDLのマッピング仕様を追加した「XPDL2.0」をリリースした。
WfMCの構成
WfMC には、ベンダからユーザ、そして研究機関からコンサルタントまで幅広く捉えられたワークフロー関係者の代表として、300以上のメンバー組織が登録している。日本からは、NTT、日立製作所、富士通、日本電気、日本ユニシスがWfMCに加入している。
委員会
WfMC は3つの専門的な委員会から構成されている。各委員会は3地域(欧州・アフリカ、南北アメリカ、アジア・環太平洋)に分かれている。
- 技術委員会(The Technical Committee)
- 対外関係委員会(The External Relations Committee)
- 運営委員会(The Steering Committee)
主要な委員会は年に3回、3日間の会議を北アメリカとヨーロッパ交互で開催している。
ワーキンググループ
| インターオペラビリティとは |
|---|
| 異なるデータベースやソフトウェア、ネットワークを接続した際にうまく機能すること。Interoperability。 |
それぞれの委員会において9つのワーキンググループが存在している。
- Process Definition Interchange Model & APIs
- Client/Application APIs
- Workflow Interoperability
- Administration & Monitoring
- OMG への参加
- OASIS への参加
- Reference Model
- Resource Model
| APIとは |
|---|
| Application Program Interfaceの略称で、あるアプリケーションが、他のハードウエアやソフトウエアの提供している機能を利用するためのインターフェースのこと。 |
WfMCの活動内容
各ワーキンググループにおいて活動目的を設定し活動を行っている。具体的な活動目的は以下の通り。
これまでに制定している規格等については以下の通り。
- 適合性(Conformance)
- 参照モデル(Reference Model)
- 公式文書(Public Documents)
- XPDL
- Wf-XML
WfMCの目標
WfMCは、以下のような目標のもと活動している。
- ビジネスプロセス技術を使って、顧客の投資価値を増大させる
- インターオペラビリティの標準化を通じて、BPM およびワークフロー製品の使用におけるリスクを低減させる
- プロセス管理の商業的価値に大きく注目していくことで、BPM市場を発展拡大させる
WfMCの動向
- 1993年08月: Workflow Management Coalition として設立
- 1995年00月: Workflow Reference Model 定義を発表
- 1998年11月: WPDL(Workflow Process Definition Language)をリリース
- 2002年10月: プロセス定義言語 XPDL1.0 をリリース
- 2004年00月: BPMN を支持することを発表
- 2005年10月: プロセス定義言語 XPDL2.0 をリリース
- 2008年04月: プロセス定義言語 XPDL2.1 を採択





