プロセスモデルとは、業務の進め方を定義したもの。図解表記されるケースが多い。ビジネスプロセスモデル。Process Model。
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プロセスモデルの概要
プロセスモデルとは、業務の流れ(タスク群の順序)を定義したもの。各タスクの実行手順に順序に従って「左から右へ」もしくは「上から下へ」と図解表記されるケースが多い。なお、概念的にはフローモデルだけでなくデータモデル等も含め得る。プロセスモデルを要素分解した一例は以下の通り。
- フローモデル (ダイアグラムの定義)
- 分岐条件 (ダイアグラム内に書ききれない条件の定義)
- 割当モデル (各タスク担当者の定義)
- データモデル (入出力/可視性の定義)
プロセスモデルは、「どの様に処理するのか」(How to work)を記述する事が第一目的であり、多くの人に理解される必要がある。特に重要な要素である「フローモデル」や「割当モデル」については、BPMNやEPCと言う表記法で図解表記される事が多い。
なお、その図解表記された図は、「業務フロー図」あるいは「ビジネスプロセス図」あるいは「プロセスダイアグラム」などと呼ばれる。また、様々な要素を含んでいるプロセスモデルをデータ化し、ひとまとまりにしたものを「プロセスアーカイブ」と呼ぶ場合がある。プロセスアーカイブのフォーマットは情報システム(BPMS、ERPなど)によって異なる。
プロセスモデルの範囲
そもそも「モデル」と言う言葉には様々な意味があるが、「プロセスモデル」で使われている「モデル」は対象を論理的に単純化もしくは形式化した物の意味をもつ。現実には「より複雑な構造」をしていたり「より多くの情報」を持っていたりする事象をモデル化し、「全体の把握」、「法則の発見」や「将来の予測」等に活用される事が多い。
例:「プラモデル(単純化)」、「二重らせんモデル(形式化)」など
したがって、プロセスモデルが「いずれの要素から成り立っているか」「いずれの要素から成り立つべきか」については、把握されるべき事実(対象プロセス)・把握する主体(コンピュータ)によって柔軟に判断されるべきであると言える。なお、要素の例についてはBPDM(Business Process Definition MetaModel)と言う仕様が存在する。
プロセスモデルの活用
「業務の流れ」あるいは「タスクの実行順序」はしばしば変更される。
ビジネスプロセス管理(BPM)活動においては、第一に常に現状のプロセスモデルを把握する事が重要であり、よってプロセスモデル自体は容易に改編できるモノである事が望ましい。現状のプロセスモデルを特に「As-Isモデル」と呼ぶことがある。
他方、未来のプロセスモデルを記述する事もある。単に微細な変更後の「業務の流れ」を記述する場合もあれば、あるべき姿を記述する場合もある。組織にとって理想的なあるべき姿を特に「To-Beモデル」と呼ぶことがある。
なお、「プロセスモデルに従って実際に処理される個々の案件の事」をプロセスインスタンスと呼ぶ。例えば「プロセスインスタンスの数」とは「処理件数」を意味する。
モデリング記法・モデリング言語
プロセスモデルを定義する規格として、「人間が理解しやすい図解表記」だけでなく、「コンピュータが理解しやすいテキストフォーマット」が存在する。それぞれに、用途、範囲が異なる。
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