出典: Q-BPM
BPM分野においてプロセスとは、「業務処理単位としてのタスク」が集まったもの、連なったもの。
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プロセスとは(プロセスの概要)
プロセスとは、手順・工程と言った意味を持ち、経営工学における「ビジネスプロセス(Business Process)」、ソフトウェア工学における「ソフトウェア開発プロセス(Software Development Process)」など、多くの分野で広く用いられる。ビジネスプロセス管理(BPM)活動においては、プロセス(ビジネスプロセス)を「業務処理単位としてのタスク」の集合体として用いる。順序について踏み込み、それらの手順が定められた複数のタスク群の意味で使用されるケースも多い。
なおBPMN表記法においては、プロセスはアクティビティ(企業や組織の中で実施される業務)の一形態と定義されている。すなわち、「原子(atomic)アクティビティ」(※)をタスクと呼び、「非原子(non-atomic)アクティビティ」(複合(compound)アクティビティ)をプロセスもしくはサブプロセスと呼ぶ。
※ それ以上分割できない、業務処理単位
プロセスの定義
プロセスを定義する手法は様々に考えられるが、その構成要素は概念的に以下の3項目で表すケースが多い。なお、プロセスを定義した物を「プロセスモデル」と呼ぶことがある。ビジネスプロセス管理(BPM)活動においては、プロセスモデルの管理が最重要テーマと言える。- フローモデル: どの様なタスクが、どの様な順序で、いつ実行されるのか
- 組織モデル: 個々のタスクを、誰が実行するのか
- データモデル: 個々のタスクのインプットは何か、アウトプットは何か
プロセスの種類
具体的な業務種類で分類する方法や、プロセスダイアグラムの形状、データモデルの構造で分類する方法などが考えられる。
プロセスダイアグラムの一部もしくは全体の形状で分類する方法として「ワークフローパターン」が存在し、また具体的な業務種類で分類するフレームワークとして、APQCの「プロセス分類フレームワーク」(PCF: Process Classification Framework)が存在する。
- ビジョン/戦略を策定するプロセス
- 製品/サービスをデザイン/開発するプロセス
- 製品/サービスを発売/販売するプロセス
- 製品/サービスを届けるプロセス
- 顧客サービスをマネジメントするプロセス
- ヒューマン・キャピタルを開発/マネジメントするプロセス
- 情報テクノロジーをマネジメントするプロセス
- 財務リソースをマネジメントとするプロセス
- 固定資産を取得/構築/マネジメントするプロセス
- 環境安全衛生をマネジメントするプロセス
- 外部との関係をマネジメントするプロセス
- ナレッジ/改善/変革をマネジメントするプロセス
広義のプロセス
単にプロセスと表現した場合、様々な用例が想定される。明示的に意味を限定するために、工夫が必要な場合が多い。
- 「業務の進め方(「流れ方」を含む)」(「プロセスモデル」参照)
- 「プロセスのあり方を抜本的に見直して、業務効率を上げなければならない」
- 「業務の流れ方」(「プロセスダイアグラム」参照)
- 「分岐の無いプロセスを中心に、並行処理化の検討を行いたい」
- 「処理案件」(「プロセスインスタンス」参照)
- 「滞留しているプロセスは、一度破棄してしまおう」「プロセスを常時監視しなければならない」
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